カナダから、モネーグ・ネイティブクラフト社の手仕事です。
同社はカナダのファーストネイション、オジブワ族の女性が30年前に自身のハンドクラフトを販売することからスタートした会社です。サ ンディ・モネーグ(創設者)は5人の娘を持つシングルマザー。この仕事を始めた当初、持っていたのは住居兼用のバン(車)のみ。オンタリオからブリティッ シュ・コロンビアに移り住んだ彼女はそこでせっせとドリームキャッチャーを作り、パウワウなどで売り歩き、生計を立てていました。その後、貯まったお金で 住居兼工房を持てるまでになります。娘たちが成長すると、今度は娘たちとの共同デザインによるインディアンクラフトの制作を、内職を求める人たちに提供 し、商売を大きくしていきました。現在同社は、地域の職業支援を目的とし、一般的な職に着くのが難しい立場の人たちに内職としてクラフト 作業を提供しているため、作っている人たちはファースト・ネイション/ネイティブ・アメリカンばかりではありませんが(仕事を求める人に対して人種や性別 を理由に拒むことが法律で禁じられているため)、サンディは自身の経験から、低所得者層を支援することに主眼を置いたそうです。現在、モネーグ・ネイティ ブクラフトの製品を作っている人たちは地域に100人以上もいるそうで、同社はカナダでもトップクラスの、インディアン・クラフト製造販売会社に成長した んだそうです。
1992年には、彼女の労が報われ、「広く国と地域社会に貢献している企業」として、受勲の栄誉に授かっています。(Commemorative Medal for the 125th Anniversary of the Confederation of Canada)
カナダから、モネーグ・ネイティブクラフト社の手仕事です。
同社はカナダのファーストネイション、オジブワ族の女性が30年前に自身のハンドクラフトを販売することからスタートした会社です。
サ ンディ・モネーグ(創設者)は5人の娘を持つシングルマザー。この仕事を始めた当初、持っていたのは住居兼用のバン(車)のみ。オンタリオからブリティッ シュ・コロンビアに移り住んだ彼女はそこでせっせとドリームキャッチャーを作り、パウワウなどで売り歩き、生計を立てていました。その後、貯まったお金で 住居兼工房を持てるまでになります。娘たちが成長すると、今度は娘たちとの共同デザインによるインディアンクラフトの制作を、内職を求める人たちに提供 し、商売を大きくしていきました。
現在同社は、地域の職業支援を目的とし、一般的な職に着くのが難しい立場の人たちに内職としてクラフト 作業を提供しているため、作っている人たちはファースト・ネイション/ネイティブ・アメリカンばかりではありませんが(仕事を求める人に対して人種や性別 を理由に拒むことが法律で禁じられているため)、サンディは自身の経験から、低所得者層を支援することに主眼を置いたそうです。現在、モネーグ・ネイティ ブクラフトの製品を作っている人たちは地域に100人以上もいるそうで、同社はカナダでもトップクラスの、インディアン・クラフト製造販売会社に成長した んだそうです。
1992年には、彼女の労が報われ、「広く国と地域社会に貢献している企業」として、受勲の栄誉に授かっています。(Commemorative Medal for the 125th Anniversary of the Confederation of Canada)