メイデン [S.Quandelacy6]

大地の女神と石の女神のコラボレーション

　
このフェティッシュは、Sandra Quandelacy の作品です。Quandelacy(クァンデレイシー)一族はコレクターさんたちには知られたご家族で、特にStewartのベアはズニフェティッシュの本の表紙などにも取り上げられているので、見たことのある方もいらっしゃるかと思います。サンドラはスチュワートの妹で、特にメイデンのフェティッシュを得意としています。

　
こちらはネバダ・ラピスから生まれたメイデンです。髪を垂らしたメイデンは既婚を意味します。裏と表、両面に顔が掘られているメイデンです。クロスのような黒いマークはトンボで、幸福を意味するのだそうです。
　　　　
荒野の石狩り人店主MamaKumi(大地の女神)が山に入って採取してきた石をサンドラ(石の女神)が美しいメイデンに仕上げてくれました。日本向けショップでこんなことができるのは、うちだけ！ 当店オリジナルのコラボレーションです。
  
ネバダラピスはブルーでなく、ピンク、白、黒、茶、緑などが混ざった石です。サンドラは、フェティッシュを作るとき、できるだけ、石を無駄に削りたくないと言います。石に宿る神様に敬意を払い、手にした石を最大限に生かす心構え、これは同じく山からの石でジュエリーを作る店主も同じです。自然とともに生きる私たちにとって、大切な意識だと思います。
　　
ズニにとって、コーンメイデンはグレイトスピリットにより創造された、豊かさをもたらす女性として崇められています。コーンは乾燥地域のインディアンたちにとって、大切な食料のひとつで、豊穣、または生命を意味するものでもあります。また、メイデンはズニとホピの女性の象徴でもあります。ズニとホピはカチーナ文化を持つ兄弟プエブロです。