ナバホの家族工房から届いたジュエリー

こちらのマネークリップは、ナバホのシルバースミス、Clyde Toneyさんの作品です。クレイドさんは、Alice's Jewelryのアリスさんのご主人です。

このマネークリップには、本物のインディアン／バッファローバターンの５セント玉が溶接されています。このコインは１９１３年にデザインされ、１９３８年まで製造されていたもので、今ではコインショップなどでしか見ることができない貴重なものだそうです。裏と表のデザインを見せるために２枚のコインが貼られています。こちらのインディアンジュエリーのコレクターさんが間違いなく欲しがるレアものコインのマネークリップです。

Clyde & Alice Toneyさん一家はみなさん、ジュエリーを作っています。いとこやお孫さんも含めて、みんなのジュエリーを「Alice's Jewelry」というブランド名でくくって、パウワウなどのインディアンのお祭を通して販売しています。最近ではパウワウでも販売専門の方が増えているようですが、自分たちの手で作ったジュエリーは自分たちの手で売りたいという思いがとても温かく伝わってきて、出会えてよかったなぁと思える素敵なご一家でした。

フォーコーナーズと呼ばれる、ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州、ニューメキシコ州の境界が十字に切られた場所の近く、ユタ州はモンテズマクリークで暮らすファミリーでが、遠くはミネソタの方まで、行商に行くそうです。