伝統の中にキラリと光る個性

こちらのネックレスは、サントドミンゴ・プエブロのTina Montoya の作品です。ティナとは、2012年のズニ滞在で同じ宿となり、意気投合したソウルシスターでもあります。ティナは、伝統的なジュエリーからコンテンポラリーまで、あらゆるデザインを作り上げるマジックフィンガーの持ち主です。

この作品は、エメラルドグリーンバリー・ターコイズとメロンシェルの三連コンビネーション。斬新なデザインが光ります。金具の根本に付いている赤いコーラルはティナのトレードマークだそうで、ほとんどの作品に入れているそうです。

このネックレスは、サントドミンゴの伝統的なスタイルをシンプルにし、一般の人にも馴染みやすいようシルバーの金具で留めるように仕上げてあります。サントドミンゴの伝統的なネックレスはこれとよく似ていますが、これより長さと厚みがあり、タイのよう結ばれた複雑な作りで、留め金ではなく、石を通したネックレスの紐をそのまま結んだ仕上がりになっています。

出色なのは、彼女、ほとんどの作品のビーズを自分で作り上げていること！この作品のビーズもすべて原石、あるいは元の貝から自身の手でビーズを作り上げ、ネックレスに仕上げた作品なのです。とても手がかかっています。つまり、ティナの愛情がたっぷり入ったネックレス、なのです(^^)。