アウル(ふくろう) [E.Boone2]

アウル(ふくろう) [E.Boone2]

販売価格: 12,000円

数量:

話してごらん、何でも聞くぞ。

  
このフェティッシュはEvalena Booneの作品です。当店でもお馴染みのLena Booneの娘さんです。
  
こちらはユタ産セプタリアン・ノジュールから生まれたふくろうです。石の名前にノジュールが付く場合、まるっきり関係のない要素が年月を経て、混ざりあわずに合体したような、そういう感じのものを指します。混ざりあわなくても、それぞれが尊重される感じで共存している様子に、平和な気分になります。黄色や茶色の部分はカルサイトでが、この塊ではセプタリアン・ノジュールの総称名のみで呼ばれます。
   
エバリナは、「調和」というキーワードがぴったりくる人です。温かみがあり、繋がりを大切にする人です。彼女の作り上げるフェティッシュは、石と動物が温かみを持って調和をしているところが素敵だと思います。作り手の人格は、作品に反映されますね。
  
日本では「不苦労」などと語呂合わせされ、幸福のシンボルとして人気のフクロウですが、多くのネイティ ブアメリカンにとってフクロウは、生命に対する深い 理解と、過去を見据えた上でこの世で生きて行くために必要な深い知識と智恵を持つ生き物と考えられています。また、北のスピリットである年長の賢者からの メッセンジャーでもあり、月のパワーを湛えたアニマルと考えられています。
  
Lena and the family:今ではズニ族の工芸品として世界中にコレクターを有するズニ・フェティッシュ。この、時代を経てズニ族が物神として作り続けてきたフェティッシュを、初めてアートとして(*)作り世に出したのはLenaのおじいさんTeddy Weahkeeなのだそうです。そして女性で初めてフェティッシュを作ったのがLenaのお母さんEdna Leki。そしてLenaは子どもの頃からお母さんの仕事を見続け、自分もフェティッシュを作るようになったそうです。そして今では、彼女の一族はもとより、たくさんのズニの人々がズニの誇りとする工芸品としてフェティッシュを作り、販売するようになりました。つまり、Lenaの一族は、アートとしてこの世にズニフェティッシュを知らしめた大元なのだそうです。彼女のファミリーはオールドスタイルを大切に継承しています。
  
*ご存知だと思いますが、こうやって販売されているフェティッシュは、ズニ族の人たちが工芸品として作っているもので、実際にセレモニーに使われるものではありません。アートであっても彼らにとってフェティッシュはとても意味のあるもので、それぞれの家族の思い入れは大切に継承されています。

商品詳細

サイズ 高さ61mm x 幅47mm x 奥行31mm
素材 本体:セプタリアンノジュール
作者 Evalena Boone

他の写真

  • 母Lena Booneと娘のEvalena Boone。とっても仲良しな親子です。